7月の徳目「布施奉仕」~誰にでも親切にしよう~
2024.07.01
私たち大人が子ども達に伝えたい「親切」とは、相手に見返りを求めない思いやりの心から生まれる「やさしさ」なのではないでしょうか。
この「やさしさ」は、人格の基礎をつくる乳幼児期(0歳~6歳)に、十分な大人の愛情で育まれるものだと思います。
「十分に愛されることの喜びを与えること、育児はそれで充分なのです。人間は、愛されることから、生きる喜びを感じはじめるのです。」
(児童精神科医 佐々木正美氏)
「十分な愛情をかけられたものは、愛することを知ります。」
「人は、やさしさを受けて やさしさが育ちます。」
また、私たち大人の心のこもった言葉かけや、じっくり話を聞く大人の姿勢が子どもの「布施奉仕」の心や、「自己肯定感」を育むのではないでしょうか。
(2024年7月えんだよりより)