言葉による伝え合い
2024.07.10
4歳児「センセー、○○ちゃん(5歳児)のタッチが痛かったー」
保育者「先生に言うことじゃないよね。○○ちゃんに言うことだよね!」
4歳児「せんで~!」と、○○ちゃんに。
5歳児「ごめんね!」(言われたので反射的に言った感じ)
保育者「せんで~って言うだけだったら、何が嫌だったのか○○ちゃんはわからっさんとじゃないかな?」と4歳児に。
4歳児「○○ちゃんのタッチが強くていたかった!」と、○○ちゃんに。
5歳児「わかった!」(納得した様子)
上記は、2階遊戯室で「鬼ごっこ」中での出来事で、担当保育士からの報告です。この子どもと保育士のやり取りから、私たち保育者が考えるべきことがいくつかあるように感じました。
4歳児さんは、自分の気持や思いを言葉で伝えること(保育者に伝えるだけでなく)と、話が伝わるためにはどのように話すべきか(主語と述語)を、体験ができたのではないかと思います。
私たち保育者は、この担当保育士のように言葉による伝え合いができるような援助を、最後まで丁寧に行うことの必要性を確認し合いました。
(本堂参詣で読んだ絵本「ぼくのだ!わたしのよ!」)
毎日「しっぽとりしよう!」「しようね!」「今日できる?」など、誘ったり約束したり尋ねたりの言葉を保育者にかけている、れんげ・まつ組の子どもたち。
少しずつ遊びの理解も進み、みんなで遊ぶ楽しさを味わっているようですが、まだまだ上記のような子ども同士のやり取りも見られるだけに、丁寧に関わっていきたいと思います。
(2024年7月えんだよりより)